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盛岡山車の花蓮パレード ネットライブ中継 数万人参加

2016年12月07日

【日本新唐人12月7日】

記者 李晶晶:

「花蓮市民が待ちに待った山車が、土曜日の夜7時頃、出発しました。そのにぎやかさを見てみましょう」

 

花蓮の行政機関、観光旅行業界及び学校団体を含めた約50のチームが、パレードの装飾に力を入れています。警察チームは中国古代の公正・公平を代表する人物をコスプレイ。組合団体も貝などでリサイクルした材料を使って日本のサムライをコスプレイしました。

 

花蓮市民 呉明崇:

「傷がついたCDや、こちらの刀など、我々ボランティアが自分で作って、飾りました。」

 

花蓮県警察隊組長 蘇志隆:

「パレードに参加できたのは数十名しかいません。40名弱です。他の者はほとんどが街で治安に当たっています。事故防止の隊員を含め、3、400名の警察官を手配しました。」

 

市民がこのイベントを十分楽しめるよう、大勢の警察官が出動しました。今年の盛岡山車が花蓮で練り歩くルートは、六期重劃区(ろっきじゅうかっく)をスタート地点として、花蓮市の繁華街を練り歩き、最後に出発地点に戻り、合計2.5キロの距離でした。花車や、たくさんのパフォーマンスで、集まった人々を楽しませました。

 

イベントに参加した子供:「イルカ、イルカ、イルカ」

 

花蓮市民 林氏:「面白い、(初めてですか?)そうです。」

 

花蓮市民 劉氏:「9年ぶりですね。(以前見たことありますか?)9年前に見ました。あっという間でしたね。あの頃はまだ孫が出来てなくて。」

 

今年のフィナーレは岩手県の盛岡山車です。日本側代表の盛岡市長と花蓮県知事、そして盛岡山車のメンバーが全員そろって、出発式を行いました。さらに台湾の小学生を招待し、鍾馗山車に乗せ、太鼓を鳴らしました。

 

小学生:「(日本から来た先生はどういうふうに教えましたか?)先生の動作に倣って学びました。通訳の先生も横にいます。」

 

小学生:「(山車に乗ってパレードするのは、楽しいですか?)楽しいです。」

 

記者 李晶晶:

「今は盛岡山車に乗っています。日本では、太鼓を打つ小学生だけが、ここに立つことを許されます。しかし、今日は、列に並ぶだけで、この上で記念写真を撮ってもいいですよ。」

 

組み立てた盛岡山車はライトアップされ、記念写真の列が絶えませんでした。しかし、山車が出発する直前、雨が降り始めました。台湾の人達の期待は雨にも負けず、多くの市民たちがイベントに参加しました。盛岡の山車は大きな歓迎を受け、太鼓の音も止まることなく、最後まで打ち続けられました。

 

花蓮市民 呆氏:「(9年ぶりの山車で、実際見たらどんな感じですか?)素晴らしいです。とても感動しました。これはとても珍しく、感動したイベントでした。(雨でもついてくる価値はあるんですか?)そうです。ほら、皆が濡れていますよ。私はとても価値があることだと思っています。」

 

桃園市民 林氏:「とても珍しいイベントです。前回は2007年の時でした。私は今回わざわざ見に来ました。(どこから来ましたか?)桃園中壢から来ました。(今見た心境は?)感動です。感動でした。来てよかったです。」

 

日本の盛岡山車と台湾の花車が、観光を促進し、日台の友好関係を築きました。イベントは台湾新唐人テレビと日本新唐人のニコニコチャンネルでライブ中継されました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

(翻訳/顧 ナレーター/淳萌 映像編集/顧)

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